
こんにちは。うさぎです。
今回は、上記のような疑問を解決できる記事を書きました。
私は、もともと物が多く捨てられない気質で、物があることで安心感を得ていました。しかし、ミニマル思考に触れてみて、そのと魅力的に惹かれ、現在も実践しているところです。今回は、このミニマル思考の魅力について解説していきます。
それでは、どうぞ!
ミニマル思考とは?
量だけではなく質にも焦点をあてる必要最低限でありながら十分な状態を『ミニマル』と表します。例えば、ミニマルライフは質を重視しつつ無駄を排除した生活を意味するのです。
そして、私のミニマル思考に惹かれた理由はこの3点になります。
- モノや情報量は減らすことで生活の質が高まる
- ミニマル思考の人は経験にお金を使う
- ミニマル思考で自分と向き合える
では、1つずつ解説していきましょう。
モノや情報量は減らすことで生活の質が高まる
今の日本は、モノや情報が多いことから、選択することが増えてきています。また、モノや情報に振り回されている人が多く、モノや情報に支配されつつあると、私は考えます。

『手放す練習』では、筆者が次のように述べています。
心理学者バリー・シュワルツによると、選択肢が多いことのデメリットは3つだ。
①無力感が生まれる(=選ぶのが大変)。
②満足度が下がる(=選択に疑念と後悔が生じる)。
➂期待値が上がりすぎる(=比較する対象が増える)。
ミニマリストしぶ 「手放す練習 ムダに消耗しない取捨選択」株式会社KADOKAWA,2022年3月発行,P.40
私は、ヨーロッパの旅から日本に帰国した時、改めて日本はモノが多いということを実感し、圧倒されたのを覚えています。
また、旅をする中でネットショッピングや観光地を調べる際にも、SNS・ネットの情報量の多いことから、疲弊することも増えてきていました。
さらに、AI技術が発展し仕事をする上で便利になりつつある一方で、AIによる偽情報も多く、真実なのか偽りなのか、見極めることも難しくなってきています。

よく、最近の情報化社会をたとえるのに「現代人が1日に受け取る情報量は江戸時代の1年分」という比較がされる。つまり、365倍
ミニマリストしぶ 「手放す練習 ムダに消耗しない取捨選択」株式会社KADOKAWA,2022年3月発行,P.91
モノ・情報に振り回されずに、生活の質を高めるには、モノや情報を見極めて必要最低限にしていくことが重要なのではないかと思います。
ミニマル思考の人は経験にお金を使う
「手放す練習」の筆者は、次のように述べています。
心理学者のリーフ・ヴァン・ボーウェン、トーマス・ギロヴィッチによる研究で「モノよりも経験にお金を使うほうが満足度が高い」ことが証明されている
ミニマリストしぶ 「手放す練習 ムダに消耗しない取捨選択」株式会社KADOKAWA,2022年3月発行,P170
私の経験から言うと、私自身も高級なモノやブランド品を購入することよりも、ヨーロッパの旅や結婚式での経験を買った時の方が、幸福度が高いように思います。さらにいうと、旅から帰国して、帰国する前より物欲が減ったように感じました。きっと、モノを買うことより経験を買うことの方が満足度が高いことを実際に肌で感じて理解し、『モノを買う必要性を感じなくなった』からなのだと私は考えます。
ミニマル思考で自分と向き合える
ミニマル思考になると、心にも思考にも余白を作ることができます。自分と向き合える時間ができ、本当の価値観や、やりたいことを見出すことができるのです。

『手放す練習』の筆者も次のように述べています。
モノを減らし、労働時間やストレスを減らしていくと、生活に余白ができる。ふとした瞬間に「こういうことをしてみたいな」と思ったら、それが「あなたのやりたいこと」つまりは「本物の自分」なのだ。
ミニマリストしぶ 「手放す練習 ムダに消耗しない取捨選択」株式会社KADOKAWA,2022年3月発行,P203
私は、ミニマル思考に触れてからは、自分の敏感な気質について調べてみたり、ある出来事に対してなぜこういう感情になるのか考えられるようになってきたり、感情と向き合いながら、整理できるようになってきたと思います。
ミニマル思考の魅力 まとめ
以上のことから、ミニマル思考に惹かれた3つの理由をまとめます。
- モノや情報を見極めて必要最低限にしていくことで、生活の質が高まる
- モノを買うことより経験を買うことの方が満足度が高い
- ミニマル思考によって余白ができ、自分の感情と向き合えて、整理ができる
皆さんもぜひ参考にしてみてはいかがでしょうか?
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